NPO法人森林ボランティアトモロス

<活動報告>

2017年5月2日(火)
長野公園丸山地区他現地視察

長野公園内に今後開発する「ビオトープ」の予定地を視察しました。
長野公園管理事務所では、ビオトープの取組を研究しています。
「ビオトープ」とは、有機的に結びついた生物群が形成する、周辺
地域から明らかに区別できる性質をもった環境の最小単位のこと
をいいます。
ビオトープ(環境)とその中で生息する生物群によって生態系が構成
される。水辺、ため池のイメージが強いが、世界的には森林や崖地、
極端に乾燥した土地などでの取組も見られます。

同時にナラ枯れ被害木の状況を確認しました。

ナラ枯れの被害が見受けられます。
里山林の構成樹種のコナラ、クヌギ
などは、生活利用のために定期的に
間伐が行われてきましたが、放置さ
れ必要以上に成長すると、カシノナガ
キクイムシが樹幹内に産卵します。こ
の時にナラ菌の胞子が木の中に侵入
し、この蔓延を防ごうとして通期機能を
止めてしまうことで、木そのものが枯死
に至ります。

活動データ
5月2日(土)晴れ  15時30分~17時00分
             活動参加者   2名